四季彩の庭に眠る庭園墓という樹木葬
白い壁に迎えられて
歩み入れば
やさしくあたたかな光
凛とした雰囲気の中に漂う
おだやかで心地よい気配
春には梅やさくらが咲き誇り
エバーグリーンの松と
随所に植栽された花木が
四季彩の景色を美しく彩る風景
和にくつろぎ 四季彩と眠る
庭園墓 花樂苑は
自然石が墓所を守る
四季彩を樂しむ和の庭に
お眠りいただく樹木葬
亡くなられた方に
やすらかな眠りを
供養する方に
心が澄む大切な時間を
お届けいたします
凜とした和庭園に眠る
納骨堂や樹木葬など
いろいろなスタイルやデザインから
お墓を選べる時代となりました
そんな中で私たちエムエムシーがお届けするのは
「凛とした和庭園に眠る」ことをコンセプトにした
庭園墓という樹木葬。
和庭園の凛とした静穏な気配にこだわり
四季彩と行き届いた管理の中で
お参りいただける樹木葬です
和の引く感性を大切にした
他にはないシンプルで厳かな墓所空間を訪れ
大切な方の眠り場所に
または新しい霊苑開発のスタイルとして
お選びいただければ幸いです
Karakuen Concept 1
樂とは自然を奏でること
人は亡くなると
自然の一部に還るのか
魂は天に昇るのか
その答えは神仏のみぞ知るところですが
古来より人は亡くなった人に
永眠または復活の願いを込め
花を手向け 祈りを捧げてきました
音楽の「樂」という文字は
音を奏で神様を楽しませることから
生まれた象形文字だといいますが
私たち庭園墓 花樂苑は
自然が奏でるやすらぎで
弔う人に寄り添い 四季を重ねるごとに
悲しみが少しづつ樂になるように
伴奏してまいります
「木」の上に「白(=鈴)」を置き、その左右にどんぐりを繋げていた糸飾り(⺓)で作られた「樂」は、神事でどんぐりをつけた木を楽器として鳴らしていたことから作られた象形文字です。
Karakuen Concept 2
ゆるやかな結界でお守りする苑
墓所は俗なる場所と
結界で区切られ
死者と生者が対話をする
特別な場所です
だからと言って門で閉ざし
来苑する方を選別するようなことは
必要ないと私たちは思っています
特別な場所を庭のような場所に
ゆるやかに開かれた結界で
故人に会いに来るどんな方も
受け入れる庭でありながら
お墓として眠りについた方を
しっかりお守りすること
それが私たちの使命であり
庭園墓と名付けた理由の一つです
墓石を配置する墓域は、美濃石で結界をつくりお守りいたします。岐阜県で産出される美濃石は、平滑な面と自然に面取りされた角が特長的な山石で、落ち着きのある風合いで緑や景観を引き立てます。
Karakuen Concept 3
時の流れは四季彩の中に
人が眠り
その人と対話をするために
人が訪れる特別な場所には
対話の邪魔をしない
凛とした時間が流れるべき
ではないでしょうか
庭園墓 花樂苑では
お参り時間をもてなす
凛とした空間づくりを行いながら
時の積み重ねを
四季の変化で感じていただけるように
多彩な植栽を施しています
供養時間の深まりを
積み重なる四季彩で癒す樹木葬
それが庭園墓 花樂苑です
「日本庭園が持つ凛とした気配。そこに流れる止まったような時間。日本庭園の中に眠るお墓をイメージしてデザインしています」
設計・造園デザイン 布谷 朝明
Karakuen Concept 4
想いと思いにお応えするお墓
大切な人を
きちんと供養したい想いと
これからのことを考えて
決めなければならない思いと
庭園墓 花樂苑では
お一人様用のお墓から
ご家族でご利用いただける
永代供養墓まで
想いと思いを重ね合わせて
お選びただける
多彩なお墓をラインナップ
一人ひとり一家一家で異なる
ご要望や条件にお応えできるよう
使用人数や使用期間が多様な
お墓をご用意しています
合祀墓は、お一人様でのご利用はもちろんのこと、墓じまいをする際の納骨先として、また樹木墓では入りきらないお骨の納骨先としてもご利用いただいています。
Karakuen Concept 5
安心して心地よくお眠りいただくために
私たちの仕事は
安心してお眠りいただける
やすらぎの提供と
いつまでも心地よく眠れる
環境の提供
落ち葉の清掃や樹木への水やり
訪れた方の献花の水替えなど
日々の手入れはもちろん
四季の彩りを考えた植栽や
樹木の健康管理まで
しっかりメンテナンスしています
花を愛しみ 花木が奏でる
自然を樂しむ癒しの庭へ
私たちが庭園墓の管理を
怠ることはありません
花樂苑では、安心して心地よくお眠りいただくために、陶芸家による骨壺を採用。見えない部分においても、故人への尊厳を大切にし、やすらかなる眠りにこだわります。
OTAKE × NUNOYA
TALK ABOUT KARAKUEN
2016年に開苑した初の花樂苑以来、
設計・造園デザインを行なっている布谷氏と
花樂苑の開発・販売・管理運営を行う株式会社エムエムシーの代表取締役 大竹 将人が
庭園墓というデザインが生まれた背景について対談しました。
MASATO
OTAKE
株式会社エムエムシー
代表取締役
大竹将人
大竹 布谷さんと知り合ってもう10年以上になりますかね。
布谷 そうですね。当時は、こんなお付き合いになるとは夢にも思っていませんでした。
大竹 今思えば、お寺の仕事で知り合ったのですが、お墓をつくったことがない人に、よくもまぁ依頼したものだと思います。
布谷 世の中にない、誰もつくったことがない、はじめてのものをつくるのですから、どこにも頼み先はなかったのではないですか。
大竹 確かにそうですね。最初の仕事は、東山霊園でしたが、デザインはどこから発想したのですか?
布谷 私は岐阜の中津川の出身で、段々畑や棚田の風景、見事な石段が残っている岩村城などが、私の身近な記憶の中にあり、坂の両側に階段状の墓域をつくるデザインを自然に思いつきました。
大竹 東山霊園の花樂苑は坂の両側に墓域をつくりましたが、拡張工事を行なった「春風の陵」以降、紀州や尾張の花樂苑は、美濃石で囲った和庭園をつくり、その中心に枝垂れ桜や五葉松などのシンボルツリーを植えた回遊式の庭園墓というスタイルになりました。一つ一つの庭園区画も四角形ではなく、アールの不定形にしているのは何故なのでしょう。
布谷 洋風は左右対称であったり直線的なデザインが多いのですが、和のデザインで大切なのは余白。無駄な部分が求められます。またそこに侘び寂びがないと、和にならないからです。
大竹 花樂苑のもう一つのアイデンティとなっているのが、美濃石と杉苔です。ここにもこだわりがあるのでしょうか。
布谷 お寺に行けばわかると思いますが、お寺に合う緑は苔の緑です。そして美濃石は、色味や石質的にも苔とマッチするとても相性がいい石なんです。また苔に杉苔を選んだのは、日差しに比較的強く、濃いグリーンを維持することもあり、苔庭に好んで使われているからです。しかしながら苔は元来日陰を好むものなので、日差しが当たる場所の苔の維持は大変なようです。
ASAAKI
NUNOYA
デザイナー
布谷朝明
大竹 杉苔は春から夏が成長期なのですが、真夏の強い日差しには弱いですね。それと冬は休眠するので緑は楽しめません。ところで布谷さんは、どこで和の勉強をされたのですか?
布谷 お寺の仕事でお花やお茶の先生と知り合い、そこから学びはじめた気がします。神社仏閣が好きで、よく見に行きます。モダンな重森三玲さんの作品も好きですが、後にも先にもナンバーワンは、やはり龍安寺の石庭です。あの庭には八つの石があるのですが、本当にすごいと思います。私にはとても怖くてあのように置くことはできません。
大竹 最近では鳥取の三徳山三佛寺投入堂にもいらしたんですよね。
布谷 社員旅行をかねて行ってきました。投入堂を間近で見るためには、狭い道や鎖を伝って登る道など、厳しい山道を登らなければ辿りつけません。そうしてやっと辿り着いても絶壁にあり、少し離れた場所からしか見ることはできません。そんな大変な思いをして実際に行ってみて分かったのは、これをつくった方は、ここに極楽浄土をつくりたかったんだな、ということです。苦難の道を行かなければ極楽浄土には辿り着けないと。
大竹 なるほど。それを自ら体験したからこそ、わかったことですね。
布谷 その時その場所にある、空気とか匂いを感じることが大切です。ユーチューブとかでは決してわからないのです。そんな経験や体感が感性を育み、その蓄積からデザインは生まれるのだと思います。だからいいデザインをするためにはたくさん見て感じることが何よりも大切なのです。今度は屋久杉を見に行こうと思っています。
大竹 ぜひ行って見てきてください。ただ屋久杉までは片道約11㎞、年齢制限もある本格的な登山コースだといいますから気をつけて行ってきてください。
布谷 了解です。気をつけて世の中にないものをつくるための知見を磨くための冒険に行ってきます。でもどこを切り取っても美術館のようなフランスにも行きたいんです。
大竹 はい。フランスでもどこでも行ってください。
布谷 大竹さんも一緒に行きましょう。
大竹 …。考えておきます。